タチバナ財団は、障がい者支援の助成金交付事業を行います。
以下の費用を助成いたします。
1)障がい者の社会参加を促す活動(展覧会、音楽会、スポーツ大会等)費用
2)障がい者の理解を深める活動費用
3)福祉活動に直接必要な環境整備のための施設整備・備品等の調達資金
デイジー機器の整備
小山市内また近隣の視覚障がい者に市の広報などの情報を音訳し、CDにコピーして提供するボランティア活動を行っています。近年、会員の高齢化で退会者も増えてきた中、デイジーCD再生機及びデイジーCDコピー機が相次いで故障してしまい、稼働機器が少なくなって音訳CD作成に時間がとられていました。デイジー機器の更新により、会員の時間的負担を少しでも減らすことができ、継続した活動ができるようになると考えています。
土練機の整備
陶芸作業に必要な土練機を20年以上使ってきましたが、ギイギイ音が鳴るようになり、激しい振動をおこして、とうとう壊れてしまいました。現在は、手びねりしています。今回、土錬機を買い替えたことにより、粘土を練る時間が短縮され、作陶がスムーズに行え、作業全体のスピードアップが図られました。そして、利用者さんに係わる時間も増えてきました。
ミニ耕運機の整備
これまで、一日の半分は手作業による草取りに追われていました。今回、ロータリーカバー開閉仕様で、除草作業もできる4.6KWの耕運機を配備できたことで、その分、他の農作業や製菓、乾燥野菜作り等にも時間を割くことができるようになりました。選択肢が増えたことで、どの利用者も得意分野が見つかり、働く意欲・喜びをより一層実感出来るようになりました。
歩行器及び立位台の整備
歩行器を使用した歩行訓練が可能になり、子供たちの目線の位置が変わって視野が広がり、よりたくさんの事物に興味が示せるようになりました。また、立位保持訓練が出来るようになり、今後は立位保持の長時間継続によって、関節拘縮予防も期待されます。